下野国 吹上藩

戊辰戦争時の吹上藩について

吹上藩:譜代 1万石 Wikipedia

陣屋:栃木県栃木市

開戦時藩主:有馬 氏弘(当時17歳) ←筑後久留米藩有馬家の分家

有馬家の領地支配開始期:天保13年(1842年)、五井藩主であった有馬氏郁(うじしげ)が下野国吹上に移封され、吹上藩が立藩された。領地は下野の他伊勢にもあった。

戊辰戦争への対応:戊辰戦争では新政府側に与して幕府軍と戦った。3月9日、梁田の戦いで新政府軍に徴集され出兵。4月17日、ようやく藩主が上京が遅れたことを新政府軍に陳謝。賞典金2千両。

吹上藩訪問記

2013年12月15日

すぐ近くでゴルフコンペ(星の宮カントリー倶楽部)があったので、朝行きがけに立ち寄る。

吹上藩陣屋は坂を上った高台にあった。現在は栃木市立吹上中学校。
吹上藩陣屋は坂を上った高台にあった。現在は栃木市立吹上中学校。

 

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吹上藩陣屋周辺の地形を調べてみる

吹上藩陣屋は関東平野北部の西端、平坦地から少し上ったところに位置する。

陣屋地形区分は「山地・丘陵地斜面」

●国土調査 地形分類図

 

●地理院地図 地形図+色別標高図

 

●J-Shis Map 微地形区分

 

●シームレス地質図

  • 凡例番号449:中-後期ジュラ紀(J2-3)の付加コンプレックスのチャートブロック(三畳紀-中期ジュラ紀) 「説明: 約1億7600万年前~1億4600万年前に付加したチャートという岩石(ガラスと類似の成分)」
  • 凡例番号440:中-後期ジュラ紀(J2-3)の付加コンプレックスの基質 「説明: 約1億7600万年前~1億4600万年前に海溝で複雑に変形した地層(付加体)」
  • 凡例番号1040:中期中新世-後期中新世(N2)の非アルカリ苦鉄質火山岩類 「説明: 約1500万年前~700万年前に噴火した火山の岩石(安山岩・玄武岩類)」
  • 凡例番号6:後期更新世-完新世(H)の自然堤防(含:浜堤)堆積物 「説明: 約1万8000年前~現在までに河川の周囲の自然堤防として形成された地層」
  • 凡例番号10:後期更新世-完新世(H)の海成または非海成堆積岩類 「説明: 約1万8000年前~現在までに形成された最も新しい時代の地層」
  • 凡例番号22:後期更新世(Q3)の低位段丘堆積物 「説明: 川沿いの低地に分布している約7万年前~1万8000年前に形成された段丘層」