奥羽越列藩同盟 情勢推移図

 奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)は、戊辰戦争中に陸奥国(奥州)、出羽国(羽州)、越後国(越州)の諸藩が、輪王寺宮・北白川宮能久親王を盟主とし、新政府の圧力に対抗するために結成された同盟である。 元々は奥羽諸藩が会津藩、庄内藩の「朝敵」赦免嘆願を目的として結んだ同盟(奥羽列藩同盟)であったが、赦免嘆願が拒絶されたため新たな政権(北部政権)の確立を目的とした軍事同盟に変化した。

 この同盟は決して一枚岩ではなく、小藩においては仙台・米沢などの大藩の意向に逆らえずに加わった藩も多い。そのため以後の戦局により新政府軍に寝返る藩が続出するなど、結束は脆弱なものだった。

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★以下の図の出典:図説幕末戊辰西南戦争130p、131P 学研

戊辰戦争後の東北諸藩の処置